千貝工芸のご紹介
このページは株式会社C・K・アーテックの創業者である
金工作家 千貝 弘 (ちがい ひろし) の個人的な趣味のページです。
秋田県 秋田市にある工房で、銀、銅、黒味銅を使用した杢目銅(もくめがね)作品を制作しています。
杢目銅とは江戸時代、佐竹藩のお抱え鍔師であった正阿弥伝兵衛により秋田地方に伝えられた金属加工の技法です。
色の異なる金属を交互に重ね加熱圧着したものを金槌などで叩いて延ばし、彫りや捻りを加えて杢目状の模様をつくり出します。
熱を加えながら何度も金槌で叩き目的の形状を得た後、煮色仕上げにより鮮やかな色合いに仕上げます。
金槌で叩き続けるのは大変な作業ですが、一枚の金属の板が形や色を変えて行く様を眺めるのはとても面白いものです。
所在地
千貝工芸
〒010-1612 秋田市新屋豊町9-32
Tel&Fax 018-863-5803
〒010-1612 秋田市新屋豊町9-32
Tel&Fax 018-863-5803
千貝 弘 略歴
昭和39年 | 科学技術庁長官賞受賞(創意工夫) |
昭和44年 | 鍛金をはじめる |
昭和45年〜平成5年 | 秋田県美術展特賞二回 入選入賞多数 |
平成9年 | 秋田市優秀技能者表彰 |
平成13年 | 秋田市文化選奨受賞 |
平成14年 | 秋田県優良技能者表彰(秋田の名工) |
平成15年 | 秋田県芸術選奨受賞 |
平成18年 | 卓越技能者表彰(現代の名工) |
平成20年 秋 | 黄綬褒章拝受 |
平成7年〜 | 伝統工芸日本金工展入選多数 |
平成7年〜 | 東日本伝統工芸展入選多数 |
平成12年〜 | 日本伝統工芸展入選 |
現在、主に『はぎ合わせ』『杢目銅』の技法を用いて活動中
秋田県工芸家協会会員
秋田市美術工芸協会会員
秋田市工芸振興協議会会員
日本工芸会正会員